ウェランド運河

 
 

アッパー・カナダ

    嘆願者の一人にはウィリアム・ハミルトン・メリット (William Hamilton Merritt) がおり、彼は水車 (watermill) 用に一定の水の流れがあることも期待していた。 工事はオンタリオ州アランバーグ (Allanburg) で 11 月 30 日に開始した。 この正確な場所は橋 11 の西側の端 (以前のハイウェー 20) である。 この運河は 1829 年の 11 月 30 年に試験運用した。 (これは 1824 年に鍬入れしてからちょうど 5 年後のことである。) ポート・ダルフージー (Port Dalhousie) の水門 1 における短い儀式の後で、 スクーナーの「アン & ジェーン」(Ann & Jane) (本によっては「アニー & ジェーン」(Annie & Jane) としている) が始めて運河を通過し、上流のニューヨーク州のバッファローに向かい、 甲板には乗客としてメリット (Merritt) を乗せていた。 最初の運河はオンタリオ湖のそばのオンタリオ州ポート・ダルフージー から 12 マイル・クリーク (Twelve Mile Creek) に沿って南に向かい セント・キャサリンズ (St. Catherines) に至る。 ここから蛇行するルートを取り、ナイアガラ急斜面を上がり、 オンタリオ州メリットン (Merriton) を抜けてソロルド (Thorold) に至る。 ここでアランバークを経由して南進を続け、ウェランド川のそばのオンタリオ州ポート・ロビンソン に至る。 船はウェランド川を東に (下流に) 向い、チッパワに至る。 これが昔のポーテッジ道路の南の端 (上端) で、 ここで鋭く右に向きを変え、ナイアガラ川に入り、上流のエリー湖に向かう。 元々アランバークとポート・ロビンソンの間はトンネルにする計画であった。 しかしオンタリオ州のこの場所は砂交じりの土壌で、トンネルが現実的ではなかった。 そこで、その代わりに深い掘割にした。

ポート・ロビンソンからの南の延長部は 1833 年に開通し、 ポート・コルボーンが設置された。 この延長部はウェランド川に沿って南進しウェランド (当時は「水道橋の集落」(the settlement of Aqueduct) と呼ばれた。というのは、この場所で木製の水道橋によって運河がウェランド川を越えていたからである) に至り、ここで運河はウェランド川から離れ、南進してエリー湖のそばのポート・コルボーン (Port Corborne) に至った。給水運河がウェランドから南西に走り、エリー湖の別の地点で接続し、 この場所はロック・ポイント地方公園 (Rock Point Provincial Park) のすぐ西である。 延長部の開通と共に運河は 2 つの湖の間で 44 km (27 マイル) の長さとなり、40 基の水門を 備えていた。最小の水門の大きさは 33.5 m × 6.7 m (110 フィート × 22 フィート) で、 運河の最小の深さは 2.4 m (8 フィート) であった。

40 基の水門に使用した木材が劣化し、 船舶が大きくなるにつれ、ほんの数年以内に第二のウェランド運河の 要望につながった。第二のウェランド運河では切り石で作った水門を使用した。

 

エリー湖は大きい

車である程度まわれるので色々なスポットからエリー湖を見てみるのもいいかもしれませんね。

アメリカとカナダは、両国の国境に位置するエリー湖へのリンの流入量を40%削減するという新たな目標を公表した。両国はこの目標を達成するための国内の行動計画を2018年2月までに策定することにしており、それによってエリー湖中央部の貧酸素区域を最小限に抑え、藻類のバイオマスを水界生態系の健全性に適したレベルに保つという。エリー湖では、1990年代から藻類の過剰な増殖により水質が悪化し、公衆衛生や環境に悪影響が及んでいる。藻類の過剰増殖は、人間活動に由来する大量のリンが流入していることと関連しているという。こうした中、2012年に両国は五大湖水質協定を締結し、エリー湖における有毒な藻類の問題に取り組んでいる。今回の目標設定に当たり、両国の統計モデリングの専門家が9つの異なるコンピューターシミュレーションモデルを使ってリン量と藻類の増殖の相関を解析した。また、2015年6月30日~8月31日にかけて両国でパブリックコメントを実施するなど、さまざまな部門から意見を集めた。


エリー湖は、大きかった。面積が25,821㎢。琵琶湖の38.5倍もある。五大湖のひとつで、世界で13番目に大きい湖だから当たり前なことだが、海でもないのに対岸は見えないし、それでいて波がない。なんか奇妙な感じがした。岸の堤防は1〜2mぐらいあり、写真の木は浸食により倒れかかっていた。岸の荒い砂のように見えるのは、貝殻のかけらだ。湖の水は、農業や工業に使われているらしいが、冬にはこの水が風と踊り狂って、メイン州も顔負けの厳しい暴風雪を対岸の都市にもたらすのだから、水の力は、ほんと、大きい。

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